最高法院が2020年の典型案件を公表

2021. 4. 28

最高法院が2020年の典型案件を公表

   1970年4月26日に世界知的所有権機関(WIPO)を設立する条約が発効したことに由来して、2001年から毎年4月26日は「世界知的所有権の日(World Intellectual Property Day)」とされています。毎年、中国をはじめWIPO加盟国各地で知的財産を保護する様々なキャンペーンが開催されています。

   4月25日、最高人民法院は知的所有権案件年度報告(2020)摘要を公布しました。2020年に最高人民法院が新たに受理した知的所有権関連案件は前年より40.2%増えて5,390件で、終結した5,006件のなかから典型的な案件55件について、最高人民法院が新たな困難で複雑な案件の審理に対するの考え方や裁判方法について指導的意義がある63の法律適用問題を紹介しています。

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